アルミ押出型材とは？
熱で軟らかくなったアルミを金型に押し込み、細長い形状になったアルミの事。
代表的なものでは住宅の窓に使われているアルミサッシ。
アルミ押出し型材の加工とは？
押出し型材に2次加工を行う事。
切断、切欠、穴開け、タップ、切削加工などなど。
イコマ工業では材料手配、加工、加工後の表面処理をおこない、完成品の形でお客様へお届けいたします。
アルミ型材加工の流れ
打合せ
お客様のイメージ、図面を基に打合せさせて頂きます。
この時点でアルミの押出し可否などを判断させて頂きます。
アルミの押出しは柔軟性があり、様々な形を作る事が可能ですが、若干の制約もあります。
CAD図面作成
アルミの押出し断面図の図面をCADデータで作成し、お客様にご承認頂きます。
アルミ押出し金型製作
CAD図面を基にアルミ押出しの金型を製作します。
材料は金型用合金を使用し、金型の中心をアルミの押出し形状にくりぬいた形をしています。
初回試験押出し
押出し金型完成後、第一回目の試験押出しを行います。
この時点でサンプル押出し品をお客様に郵送してご承認して頂きます。
量産押出し
ご承認頂いた材料の量産押出しです。
1回200kg以上のアルミ材料を加工します。
材料受領
押出し加工されたアルミ材料をイコマ工業で荷受します。
切断
指定寸法に切断します。
使用機械はアルミ用切断機。
金型加工
穴あけ、切欠などのプレス加工を行います。
使用機械はブレーキプレスやセットプレスを使用します。
マシニングセンター加工
「金型加工」で出来ない加工、適当な金型が無い場合はマシニングセンターでの加工が必要となります。
加工内容は穴あけ、切欠、切削加工など。
使用機械 マシニングセンターA、B、C。
バリ取り加工
サンダーやマイクロサンダーといった工具を使ってのバリ取り作業です。
最近の金属加工はバリの処理に関する注文がうるさいので、重要な工程です。
検査、包装
納品
リピート量産品の場合、2回目からは「量産押出し」以降の工程になります。
